就労・失業者管理センター(Caged)の統計を基にした経済省の発表によると、2022年3月の労働手帳に記載される正規雇用数は、13万6,189人と予想に沿った正規雇用を記録している。
今年3月の正規雇用数13万6,189人は、2月の32万9,404人の約40%に留まり、また新規正規雇用の平均サラリーも2月の1,910.79レアルから1,872.07レアルに減少している。
一方2021年3月の正規雇用総数は、15万3,431人と今年3月よりも2万人多かった。3月の正規雇用総数は195万3,000人に対して、解雇総数は181万7,000人であった。今年初め3か月間の累計正規雇用残数は61万5,173人を記録している。
ブロードキャストプロジェクションの調査によると、今年3月の正規雇用の最低予想は9万4,314人、最高予想は30万5,000人、平均予想は12万5,000人であった。
今年3月の正規雇用を牽引したのは、サービス業部門で11万1,513人、建設業部門は2万5,059人、鉱工業部門は1万5,260人、商業部門は僅か352人であったが、農畜産部門は、マイナス1万5,995人と解雇総数が雇用総数を大幅に上回った。
今年3月の27州対象の調査では、23州で正規雇用増加を記録、サンパウロ州は3万4,010人でトップ、一方アラゴアス州はマイナス1万29人を記録、ペルナンブーコ州マイナス6,091人、セルジッペ州マイナス2,502人、北大河州はマイナス1,069人と北東部地域での雇用減少が顕著となっている。