2022年2月のGDP伸び率の先行指標となる中銀発表の経済活動指数(IBC-Br)は、前月比0.34%増加を記録、マイナス0.73%を記録していた1月の経済活動指数(IBC-Br)から一転して増加に転じている。
今年2月の経済活動指数(IBC-Br)の発表は4月14日に予定されていたが、中銀の業務停止の影響で遅れていた経緯があった。中銀の3月の最終四半期インフレレポート(RTI)によると、今年のブラジルのGDP伸び率は1.0%増加を予想している。
今年2月の経済活動指数(IBC-Br)は、1月の138.83ポイントから139.30ポイントに上昇、昨年12月のは139.85ポイントを記録していた。ブロードキャストプロジェクションの調査では、最低予想はマイナス0.20%、最高予想は1.70%増加、平均予想は0.40%増加であった。
今年2月の経済活動指数(IBC-Br)は、前年同月比0.66%増加の135.52ポイントを記録して2015年2月に記録した136.65ポイント以降では、最高の経済活動指数(IBC-Br)を記録している。