4月の牛肉輸出は前年同月比22.3%増加の11億ドルを記録(2022年5月13日付けヴァロール紙)

ブラジル冷凍業者協会(Abrafrigo)の発表によると、2022年4月の牛肉輸出は、前年同月比22.3%増加の18万6,600トンを記録、また牛肉輸出金額は56.3%増加の11億ドルを記録している。

今年初め4か月間の累積牛肉輸出量は前年同期比30%増加の73万2,400トン、輸出金額は60%増加の40億ドルに達している。

ブラジルの牛肉輸出相手国トップの中国は、Covid‐19パンデミックゼロ政策導入で一時的にブラジル大手の食肉加工業者からの輸入制限を行っていたが、中国の今年初め4か月間の累積牛肉輸入量は、前年同期比37.2%増加の34万4,400トンとブラジルの牛肉輸出量の約50%近くを占めている。

また今年初め4か月間の中国に次いで米国の牛肉輸入は244%増加の8万トンを記録、3位にはエジプトは272%増加の5万5,200トンを輸入している。

一方香港向け牛肉輸出は、前年初め4か月間の7万9,200トンから52.7%減少の3万7,700トンに落ち込んでいる。今年初め4カ月間のブラジルの牛肉輸出では、101ヵ国が前年同期を上回った一方で、41ヵ国は減少している。

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