経済省は今年のGDP伸び率を1.5%据え置き(2022年5月19日付けヴァロール紙)

19日経済省経済政策局の発表によると、ブラジル政府は今年の経済成長率GDP伸びを前回予想の1.5%増加に据置いている。また2023年のGDP伸び率も前回同様2.5%増加に据置いている。

連邦政府の正式なインフレ指数である今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の6.55%から7.9%と1.35%と大幅な上方修正を余儀なくされている。また2023年のIPCA指数は、前回予想の3月の3.25%から3.60%若干上方修正されている。

ブラジル地理統計院(IBGE)の今年の最低賃金の調整に使用されるインフレ率の全国消費者物価指数(INPC)は、3月予想の6.70%から8.1%と大幅に上方修正された。また2023年のインフレ率の全国消費者物価指数(INPC)は、3月予想の3.25%から3.7%に上方修正されている。

ゼツリオ・バルガス財団(FGV)のインフレ指数の今年の総合物価指数(IGP-DI)は、3月予想の10.01%から11.4%と大幅に上方修正、2023年の総合物価指数(IGP-DI)は3月の4.42%から4.57%見上方修正されている。

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