今年4月の鉱工業生産は前月比0.1%微増(2022年5月26日付けヴァロール紙)

2022年4月の鉱工業部門生産は、前月比0.1%微増と3カ月連続で前月比増加を記録、今年2月から4月までの累積生産は1.4%増加、また調査対象の4部門のうち2部門で増加を記録、調査対象の26セクターのうち16セクターで増加を記録している。

今年4月の鉱工業生産は、前年同月比マイナス0.5%と9カ月連続でマイナスを記録、今年初め4か月間の累計生産はマイナス3.4%、過去12カ月間の累計生産は、マイナス0.3%と2021年8月に記録したマイナス7.2%から継続してマイナスが続いている。

今年4月の鉱工業のセクター別生産比較では、石油派製品・バイオ燃料セクターは4.6%増加、飲料セクター5.2%、その他の化学セクター2.8%、医薬品・医療化学品セクター4.8%、ゴム・プラスティックセクター2.6%、金属製品セクター2.5%、紙・パルプセクターは1.6%とそれぞれ増加を記録している。

一方今年4月の鉱工業のセクター別生産比較で足枷となってセクターとして、食品セクターはマイナス4.1%、自動車・トラックセクターマイナス4.2%、機械・装置セクターマイナス3.4%、その他の輸送機器セクターマイナス8.4%、情報機器・光学器械・電気製品セクターマイナス3.6%、金属セクターはマイナス1.2%とそれぞれ落ち込んでいた。

また今年4月の非消費財部門の生産は前月比2.3%増加、中間財部門は0.8%増加した一方で、耐久消費財部門は2カ月連続の増加からマイナス5.5%、資本財部門も2カ月連続の増加から一転してマイナス9.2%を記録している。

今年4月の鉱工業部門生産は前年同月比マイナス0.5%を記録したが、調査対象の4部門のうち2部門でマイナスを記録、また26セクターのうち18セクターでマイナスを記録している。

特に四輪・二輪・輸送車両セクターはマイナス7.6%、食品製品セクターマイナス4.7%、機械・装置・電気材料セクターはマイナス16.7%、金属製品セクターはマイナス11.3%とそれぞれ二桁台の落込みを記録している。

また機械・装置セクターはマイナス6.3%、ゴム・プラスティック製品セクターはマイナス7.6%、金属セクターマイナス4.3%、非鉄金属セクターマイナス5.1%、繊維製品セクターマイナス9.9%、木材製品セクターはマイナス9.9%とそれぞれ一桁台の落込みに留まったが、家具セクターはマイナス11.6%を記録している。

今年4月の鉱工業部門生産の前年同月比では、石油派生品・バイオ燃料セクターは19.9%増加、その他の化学製品セクターは11.0%、飲料セクターは13.2%とそれぞれ二桁台の伸び率を記録、紙・パルプ・用紙セクターは2.8%増加を記録している。

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