大手から小規模メーカーまで約150社が加盟する全国道路機器生産会社協会(ANFIR)によると、2022年初め5か月間の道路輸送向けトラックやトレーラーなどの販売は、前年同期比1.02%微減の6万1,919台に留まり、特に大型輸送機器を中心に昨年同期の6万2,555台を636台下回っている。
今年初め5か月間の大型並びに中型トラックやトレーラー販売は、前年同期比9.47%減少の3万3,296台に留まり、昨年同期の3万6,779台よりも約3,500台近く減少している。
一方今年初め5か月間の業界でと呼ばれる小型トラックやトレーラー販売は、前年同期比11.05%の二桁台増加の2万8,623台に達し、昨年同期の2万5776台よりも約3,000台増加を記録、輸出台数は9.21%増加の1,566台を記録している。
今年初め5か月間の道路輸送向けトラックやトレーラーなどの販売は、前年同期比1.02%微減の6万1,919台に留まった要因として、主にアグロビジネス向け輸送機器販売が低調に推移した上に、インフラ整備部門、鉱業部門並びに建設業部門向け輸送機器販売が芳しくなかった。
2021年の道路輸送向けトラックやトレーラーなどの販売は、COVID-19パンデミックの影響を受けていた前年比では33.47%と大幅増加の16万2,700台を記録していたが、今年初めの全国道路機器生産会社協会(ANFIR)は、今年の道路輸送機器販売は前年比5.0%~10.0%増加を予想していた。
今年初め5か月間の月間平均道路輸送機器生産は1万2,400台、今年の道路輸送機器販売台数は、伝統的に下半期の販売増加を期待して14万8,600台を全国道路機器生産会社協会(ANFIR)では見込んでいる。