4月のサービス部門提供量は前月比0.2%微増(2022年6月14日付けヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、20224月のサービス部門提供量(生産性指標)は前月比0.2%微増、COVID-19パンデミック前の20202月比では7.2%増加した一方で、過去最高を記録した201411月比では依然としてマイナス4.2%を記録している。

また今年4月のサービス部門提供量は、前年同月比9.4%増加で14ヶ月連続で増加を記録、今年初め4か月間の累積は前年同期比9.5%増加、4月の過去12か月間の累積は、3月の13.6%増加から12.8%増加に減少している。

今年4月のサービス部門提供量調査では、大枠の5部門のうち2部門で増加を記録、情報・通信サービス部門は前月比0.7%増加、今年初め4か月間の累積提供量は2.5%増加、前期同様に一般家庭向けサービス部門は1.9%増加、5.2%増加を記録している。

前期同様に輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は前月比マイナス1.7%、教育・研究機関などの公共サービス部門はマイナス0.6%、その他のサービス部門はマイナス1.6%を記録している。

また今年4月のサービス部門提供量の前年同月比の比較では、輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は15.5%増加、一般家庭向けサービス部門は60.8%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は7.8%増加、情報・通信サービス部門は1.6%増加している。

今年初め4か月間のサービス部門提供量の前年同期比の比較では、大枠5部門のうち4部門で増加を記録、また調査対象の166セクターの66.9%に相当するセクターで増加を記録している。

輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は15.6%増加、一般家庭向け部門37.3%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は8.1%増加、情報・通信サービス部門は3.2%増加を記録した一方で、その他のサービス部門はマイナス3.8%であった。

今年4月のサービス部門提供量の前月比の州別比較では、27州のうち12州で増加を記録、リオ州は1.0%増加、エスピリット・サント州3.6%増加、北大河州7.9%増加、セアラー州は2.4%増加を記録している。

一方サンパウロ州はマイナス0.5%、ミナス州マイナス2.8%、ブラジリア連邦直轄地マイナス8.2%、南大河州マイナス2.8%とそれぞれ大幅な減少を記録している。

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