2022年6月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比17.96%増加の1,810億4,000万レアルを記録、6月としては1995年以降では過去最高を記録している。
今年6月の国庫庁の歳入総額が過去最高を更新した要因として、法人所得税(IRPJ)及び純益に対する社会納付金(CSLL)が、前年同月比37.47%増加の342億7,000万レアルが牽引している。
また今年初め6か月間の実質累積歳入総額は、前年同期比11.0%増加の1兆890億レアルを記録、上半期の累積歳入総額も1995年以降では過去最高を記録している。今年6月の国庫庁のインフレ指数を差引かない名目歳入総額は、前年同月比31.98%増加の1,371億6,900万レアルに達している。
今年6月の実質一般歳入総額は17.12%増加の1,743億200万レアル、名目歳入総額は31.05%増加、今年上半期の実質累計一般歳入総額は9.0%増加の1兆240億レアル、名目累計一般歳入総額は21.31%増加を記録している。
6月の石油などの実質臨時歳入総額は44.73%増加の67億3,800万レアル、名目臨時歳入総額は61.93%増加を記録している。また今年上半期の実質臨時歳入総額は、56.73%増加の646億700万レアルであった。
連邦政府は、今年初め6カ月間に累計396億3,000万レアルを免税、昨年上半期の免税総額317億5,300万レアルを80億レアル上回っている。また6月の免税総額は100億5,700万レアルであった。