今年4月のリボ払いクレジットカード年利は364%(2022年7月27日付ヴァロール紙)

ブラジル銀行協会連盟(Febraban)によると、2022年4月のブラジル国内のリボ払いのクレジットカードの年利は、前月比4.9%上昇の364%と天文学的な数字に達しており、クレジットカード利用時には最新の注意を払う必要がある。

リボルビングクレジットラインはカードで事前承認されており、支払い方法のクレジット機能で行われた引き出しも含まれている。 顧客のが支払い不能のデフォルトが発生した場合、銀行は未払いの残高を分割払いするか、30日以内により有利な条件で債務を決済する別の方法を提供する救済措置をとる必要がある。

一方今年4月のカードの分割払いの年利は、前月比171.7%から175.1%と3.0%以上上昇しており、銀行が与信審査なしで自動的に貸してくれる特別小切手税と呼ばれる口座借越残の年利は、3月の127.8%から132.7%と一挙に約5.0%上昇している。

今年4月のブラジル銀行システムのクレジットオペレーションの平均年利は、3月の26.7%から27.7%と1.0%上昇、4月の過去12か月間では、7.3%と大幅に金利が上昇している。

また今年4月の法人向け平均年利は18.7%から20.2%に上昇、個人向け平均年利は31.4%から32.1%に上昇している。クレジット先が自由に選択できる平均貸付年利は、37.4%から38.1%に上昇している。

また商業銀行の4月の平均スプレッドは、3月の17.0%から17.6%に上昇、個人向けクレジットオペレーションのスプレッドは、22.2%から22.8%に上昇、法人向けクレジットオペレーションのスプレッドは、8.2%から8.7%に上昇している。

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