28日の労働社会保障省の発表によると、2022年6月のブラジル国内の正規雇用総数は27万7,944人に達し、5月の正規雇用総数27万4,582人を3,000人以上上回り、ブラジル国内の正規雇用は継続して堅調に推移している。
今年6月の新規正規雇用総数は189万8,876人に対して、正規雇用の解雇総数は162万932人であった。昨年6月の新規正規雇用総数は、31万6,629人と今年6月を4万人近く上回っていた。
ブロードキャストプロジェクションの調査によると、今年6月の新規正規雇用の最低予想は20万人、最高予想は30万人、平均予想は23万4,000人であった。今年上半期の累計正規雇用総数は、133万4,791人と昨年同期の147万8,997人を14万人近く下回っている。
今年6月のブラジル国内の正規雇用総数27万7,944人の部門別雇用では、サービス業部門は12万4,534人で牽引、商業部門は4万7,176人、建設業部門は3万257人、製造業部門は4万1,517人、農畜産部門は3万4,460人であった。
今年6月の州別の正規雇用調査では、サンパウロ州が8万267人で他州を牽引した一方で、ローライマ州は僅か529人の正規雇用創出に留まっている。6月の新規正規雇用のインフレ指数を差引いた実質平均サラリーは前月比12.99レアル増加の1,922.77レアルであった。