今年第2四半期の失業率は、2015年同期以降では最低の9.3%を記録(2022年7月29日付けエスタード紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)によると、失業率の低下に伴って、2022年第2四半期の正規及び非正規合わせた労働者総数は9,836万9,000人と過去最高を更新している。今年第2四半期の失業率は、2015年第2四半期に記録した8.4%に次ぐ9.3%の失業率に改善している。

今年第2四半期の正規及び非正規合わせた労働者総数は前四半期比3.1%に相当する299万4,000人増加を記録、前年同期の8,885万人を9.9%上回っている。

今年第2四半期の正規及び非正規合わせた労働者総数は労働人口の56.8%と前年同期の52.1%よりも4.7%増加しており、2015年第2四半期の57.4%に次ぐ比率まで上昇している。

今年第2四半期の正規及び非正規合わせた失業者は前四半期比15.6%に相当する186万9,000人減少、前年同期比では32.0%に相当する475万1,000人減少を記録している。

今年第2四半期のインフレ指数を差引いた平均実質所得は、前年同期比5.1%減少の2,652レアルに留まっており、実質賃金の目減りが非常に大きくなってきている。

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