2022年6月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府のインフラ指数を差引いた実質財政プライマリー収支は144億3300万レアルの黒字を計上している。
今年6月の過去12カ月間の中央政府の累積財政プライマリー収支はGDP比0.93%に相当する751億レアルを記録している。昨年6月の実質財政プライマリー収支は734億7,400万レアルの赤字を計上していた。
今年6月の中央政府の実質財政プライマリー収支黒字144億3,300万レアルの内訳は、国庫庁は568億4,600万レアルの黒字を計上した一方で、社会保障院(INSS)は423億5,300万レアル、中銀は5,900万レアルそれぞれ赤字を計上していた。
また今年上半期の国庫庁は2,227億8,300万レアルの黒字を計上、社会保障院(INSS)は1,690億8,800万レアルの赤字を計上、中銀は536億1,400万レアルん黒字を計上している。連邦政府の今年の中央政府の目標財政プライマリー収支は1,705億レアルの赤字に収めることだが、594億レアル以下の赤字を目指している。
今年上半期の連邦政府の支出は今年の目標の50.1%に相当する8,427億600万レアルを記録、今年の連邦政府の支出の上限は1兆6,800億レアルに設定されている。
今年6月の連邦政府の公共投資額は前年同月比マイナス37.5%に相当する58億4,100万レアルに留まっている。また今年上半期の連邦政府の公共投資総額は前年同月比3.0%増加の196億5,100万レアルを記録している。