自動車部会(秋山ロベルト部会長)懇談会は、2022年8月18日午後4時から5時まで18人が参加して開催、進行役は平林氏が務めた。
2022年上期の振り返り及び今後の展望では、ドラフト資料を投影して四輪(中古車・新車)・二輪の販売台数推移、月間販売推移、生産台数や輸出台数の推移、自動車価格の推移、ブランド別シェアの推移、2022年のブラジル市場・輸出・生産について説明した。
自動車業界の短期展望では、半導体の回復のタイミング、不透明な政治経済動向、中長期展望では税制、環境規制、カーボンニュートラルと自動車の電動化の問題点などが挙げられた。
コメントでは渡邉副領事は、日本メルコスールEPAについて、7月の日伯賢人会議やコルテス大使への要請、今後の日伯経済会議での継続した要請を説明した。平田事務局長は、ブラジルの自動車業界は熾烈な競争を迫られている中で、日系自動車メーカーのランクアップはうれしい。半導体供給不足問題の長期化を憂慮している。日メルコスール締結は、EPAが進んでいる韓国やカナダに劣後しないように、日本政府への要請フォローを強調した。
参加者は、秋山氏(ホンダサウスアメリカ)、小郷氏(Denso do Brasil Ltda.)、大崎氏(Denso do Brasil Ltda.)、長田氏(Aishin Automotive)、増岡氏(ブラジルトヨタ)、平林氏(ブラジルトヨタ)、佐々木氏(ホンダサウスアメリカ)、出野氏(ホンダサウスアメリカ)、吉岡氏(TRBR)、木内氏(出光)、内田氏(出光)、出岡氏(NGK)、宮本次長(ジェトロサンパウロ事務所)、渡邉副領事(サンパウロ総領事館)、吉田副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、日下野総務担当、大角編集担当