5月から7月の月間平均失業率は9.1%と大幅に減少(2022年8月31日付けヴァロール紙)

今月31日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、 20225月から7月の四半期の月間平均失業率は9.1%の大幅に減少してきている。

今年5月から7月の四半期の月間平均失業率9.1%は2月から4月の前四半期の10.5%よりの1.4%減少、前年同四半期の13.7%よりも4.6%も減少している。

今年4月から6月の四半期の平均月間失業率は、9.3%と既に20155月から7月の四半期の平均月間失業率8.7%以降では最低の失業率を記録していたが、今年5月から7月の四半期の月間平均失業率は更に0.2%減少している。

Valor社が27社のコンサルタント会社や金融機関の聞き取り調査によると、5月から7月の四半期の平均月間失業率の最低予想は8.8%、最高予想は9.2%、平均予想は9.0%であった。

5月から7月の四半期の14歳以上の就職活動をしている平均月間失業者数は、990万人と前四半期よりも12.9%に相当する150万人の失業者の減少を記録、前年同期比では31.4%に相当する450万人減少しており、201511月から20161月の月間平均失業率以降では最低の失業率を記録している。

5月から7月の四半期の労働者、経営者及び公務員などを含む雇用者総数は、前四半期比2.2%に相当する220万人以上増加の9,870万人を記録前年同期比では8.8%に相当する800万人増加を記録している。

また5月から7月の四半期の14歳以上の労働人口は前四半期並みの6,470万人、前年同期は2.8%に相当する190万人減少していた。

5月から7月の四半期の平均月収は、前年同期比2.9%に相当する80レアル減少の2,693レアルに留まったが、前四半期比では2.9%に相当する75レアル増加している。

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