7月の輸入化学製品量は5.1%増加(2022年9月1日のヴァロール紙)

ブラジル化学工業協会(Abiquim)の発表によると、2022年7月のブラジルの化学部門の輸入量は、前年同月比5.1%増加した一方で、ブラジル製化学製品の製造業部門の消費は0.4%増加を記録している。

今年7月の付加価値の高い化学製品生産は2.98%増加、国内販売は0.99%増加、7月の設備稼働率は前月比2.0%増加の68%を記録、化学製品輸入は前月比8.4%増加している。

国内市場の化学製品の平均価格は0.26%増加、6月は0.04%増加、今年初め7か月間の国内市場の化学製品価格はマイナス1.4%した一方で、国内生産は0.05%増加、国内販売は1.03%増加、ブラジル製化学製品の輸出量はマイナス4.8%を記録している。

今年初め7カ月間の輸入化学製品の国内マーケットシェアは、42.0%と昨年同期の45%から3.0%減少して、ブラジル製化学製品のマーケットシェアが拡大しているとブラジル化学工業協会(Abiquim)では説明している。

今年第2四半期のブラジルのGDP伸び率が予想を上回ったことは、ブラジルの化学部門のGDP伸び率の上方修正につながるとブラジル化学工業協会(Abiquim)経済戦略担当のFátima Giovanna Coviello Ferreira理事は指摘している。

 

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