今年8月の二輪車生産及び販売は2013年以降では最高記録更新(202年9月15日付けヴァロール紙)

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、マナウスフリーゾーンの2022年8月の二輪車生産は、前年同月比17.9%増加の14万5,800台を記録、8月の二輪車生産台数としては、2013年8月の15万7,800台以降では最高記録を更新している。

また今年8月の二輪車生産台数14万5,800台は前月比39.2%増加、8月の月間生産台数は、3月に記録した13万6,300台を大幅に上回っている。

今年初め8か月間の累積二輪車生産は前年同期比17.0%増加の92万1,900台を記録、ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)では、今年の二輪車生産を前年比10.5%増加の132万台を見込んでいるが、達成するためには9月から2月までは月間平均10万台以上の生産が必要となっている。

大都市において乗用車通勤している大半の労働者は、渋滞による時間のロスや高額な修理代の替わりに、軽二輪車やスクーターに買え替える傾向にあり、今後二輪車需要は大幅に伸び率予想されている。

8月の二輪車の新車登録台数は前年同月比15.7%増加の11万8,500台で、8月としては2013年8月の12万9,000台以降では最高の新車登録台数を記録している。

また今年初め8か月間の累積新車登録台数は、前年同期比17.8%増加の86万2,600台と2014年に記録した94万9,900台以降では最高の新車登録台数を記録している。

8月の二輪車生産増加で、二輪車ディーラーは9月の需要に対応できるとブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)のFermanian会長は指摘している。8月の二輪車の新車登録台数の81.1%は160CC以下のオートバイであった。

一方今年初め8か月間の二輪車輸出は昨年同期並みの3万7,900台に留まっており、8月の輸出台数は前年同月比39.2%増加の7,800台、前月比では57.3%増加。今年初め8か月間の二輪車輸出先トップはコロンビアで30.1%、アルゼンチンは23.2%、米国は19.4%であった。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=50736