一般家庭の40%以上がテレビを通してインタネットにアクセス(2022年9月16日付けヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭の情報通信テクノロジーサンプル調査(Pnad TIC)によると、2021年のブラジル国内の一般家庭のテレビを通したインターネトアクセス比率は、44.4%と2019年の32.3%よりも12%以上増加を記録している。尚2020年の情報通信テクノロジーサンプル調査(Pnad TIC)は、Covid‐19パンデミックの影響で実施されていなかった。

また2021年のネットで配信されている動画配信サービスをテレビで視聴するストリーミングの利用状況は8.7%に留まっているが、2019年は5.2%、2016年の利用比率の1.6%から4倍増加を記録している。

2021年の一般家庭のテレビを通したインターネトアクセスの世帯数は、2,914万7,000世帯と2019年の1,927万8,000世帯と比較して約51.2%に相当する約1,000万世帯の増加を記録している。

また一般家庭のテレビを通したインターネトアクセス調査開始の2016年の世帯数は、11.7%に相当する560万世帯であったが、5年間で4倍増加の急増を記録している。

インターネットへのアクセスデバイス調査では、セルラーは2019年及び2021年共に99.5%と依然としてトップを占めているが、2019年のマイクロコンピューターは45.2%と辛うじて2位を維持していたが、2021年には、テレビを通したインターネトアクセスが42.2%と逆転している。

インターネットで動画配信サービスを視聴しているストリーミングの利用状況は、2016 年の 1.6% から 2019 年には 5.2%、2021 年には 8.7% に上昇してきており、利用する一般家庭の増加傾向を示している。

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