2019年から今年10月迄の現政権による州政府のコンセッション入札では、州立公園コンセッションが11案件で最多コンセッションを占めている。
11案件の州立公園コンセッションに次いで、州道路コンセッション案件は7件を占め、都市交通案件は5件となっている。
過去4年間の各州政府によるコンセッション入札では、ミナス州、ペルナンブーコ州及び南大河州が最も多く新規コンセッション入札を実現しているとコンサルタント会社 ICO社の調査で判明している。
過去4年間の各州政府によるコンセッション入札案件は、12州政府の合計が42案件に達しており、バイア州政府のコンセッション入札案件は5件、サンパウロ州政府は4件となっている。
伝統的に新規コンセッション案件を抱えていたサンパウロ州及びピアウイ州政府は、前政権のコンセッション案件が多かった可能性が予想されている。
過去4年間のペルナンブーコ州政府による新規コンセッションのうち66.8%が競売にかけられたか、承認、裁定若しくは契約調印に進み、ミナス州政府は66.0%に達している。
一方過去4年間の南大河州政府による新規コンセッションの50%は入札に至らず、入札に掛けられた37.5%のコンセッションには応札企業がなかった。またバイア州政府の新規コンセッションの80%は入札に至っていない。