10月の鉱工業部門の企業経営者景況感指数(ICI)は、前月比3.8ポイント減少の95.7ポイント(2022年10月27日付けヴァロール紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の調査によると、2022年10 月の鉱工業部門企業経営者の景況感を計る企業経営者景況感指数(ICI)は、前月比3.8ポイント減少の95.7ポイントと今年3月以降では最低を記録して景況感の悪化が顕著となっている。

また今年8月~10月の四半期の月間平均企業経営者景況感指数(ICI)は、2カ月連続となる1.3ポイント減少を記録、今年10月の鉱工業部門の19セクター対象の企業経営者景況感指数(ICI)では17セクターで減少を記録している。

今年10月の企業経営者の現状景況感指数(ISA)は、4.5ポイント減少の96.4ポイントとCovid‐19パンデミック対応のロックダウンが実施されていた2020年7月に記録した89.1ポイント以降では最低の現状景況感指数(ISA)を記録している。

また今年10月の企業経営者の6か月先の先行き景況感期待指数(IE)は、3.0ポイント減少の95.0ポイントと今年3月に記録した94.9ポイント以降では最低の先行き景況感期待指数(IE)となっている。

今年10月の在庫レベル指数は、6.8ポイント減少の103.2ポイントと今年4月に記録した103.9ポイント以降では最低レベルを記録、また需要レベル指数は、3.4ポイント減少の98.1ポイントと今年3月の96.2ポイント以降では最低のレベルを記録している。

10月の鉱工業部門の設備投資稼働率(Nuci) は0.1ポイント減少の80.7ポイントと今年5月に記録した80.8ポイントに接近してきているが、分岐点の100ポイントには程遠いレベルに留まっている。

 

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