2022年9月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府並びに州政府及び市町村で構成される地方政府を合わせたインフラ指数を差引いたブラジル政府の実質財政プライマリー収支は、107億4,600万レアルの黒字を計上している。昨年9月の財政プライマリーは、129億3,300万レアルの黒字を計上していた。
今年9月のブラジル政府の財政プリマリー収支決算には、ペトロブラス石油公社、ブラジル銀行 (BB) 並びに連邦貯蓄金庫 (CEF)などの公立銀行は含まれていない。
今年9月の中央政府の財政プライマリーは111億1,300万レアルの黒字、地方政府は3億2,100万レアルの黒字を計上した一方で、公社の財政プライマリー収支は、6億8,800万レアルの赤字 を計上している。
今年9月の過去12か月間の累計財政プライマリー収支は、GDP比1.93%に相当する1,813億5,800万レアルの黒字を計上、8月はGDP比1.97%であった。
また今年初め9か月間の計財政プライマリー収支は、1,308億200万レアルの黒字を計上、昨年同期は、1,417億1,000万レアルの黒字を計上していた。
今年初め9か月間のインフレ指数を考慮しない名目財政プライマリー収支は、606億1,800万レアルの赤字を計上、昨年同期の名目財政プライマリー収支は、420億1,800万レアルの赤字を計上していた。
今年9月の名目財政プライマリー収支は107億4,600万レアルの黒字を計上、利払いは713億6,400万レアルを記録している。また今年9月の過去12か月間の累積名目財政プライマリー収支は、GDP比4.36%に相当する4,106億3,700万レアルの赤字を計上、8月はGDP比4.20%に相当する赤字を計上、利払いはGDP比6.29%に相当する5,919億9,600万レアルを記録、8月はGDP比6.17%であった。