7日のブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2022年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.61%から5.63%と若干上方修正している。
2023年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回同様4.94%、2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)も3.50%にそれぞれ据え置いている。
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今年末の政策導入金利(Selic)は前回同様13.75%、2023年末は11.25%、2024年末の政策導入金利(Selic)は8.00%それぞれ据え置いている。
10月26日開催の中銀の通貨政策委員会(Copom)は、政策導入金利(Selic)を出席した理事の全会一致で前回同様の13.75%の据置を決定したが、9月の Copom会議では、2人の理事がSelic金利の引上げを主張していた経緯があった。次回の通貨政策委員会(Copom)は、12月6日及び7日に開催が予定されている。
連邦政府の今年の中央目標値3.5%、2023年は3.25%、2024年は3.00%、許容範囲値は±1.50%に設定されている。
今年のGDP伸び率を2.76%、2023年のGDP伸び率を前回予想の0.64%から0.70%に上方修正したが、2024年のGDP伸び率は前回同様1.80%に据え置いている。
ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2022年第2四半期の国内総生産(GDP)伸び率は、1.2%増加の2兆4,040億レアルと昨年第3四半期から4回連続で増加を記録している。今年の第3四半期のGDP伸び率は12月1日に発表される。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.20に据置、2023年末もR$5.20,2024年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.10 に据え置かれている。