9月の一般小売販売量は前月比1.1%増加(2022年11月9 日付IBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2022年9月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は、前月比1.1%増加を記録している。

また今年第3四半期の平均月間の一般小売販売量は0.3%増加、前年同月比では3.2%増加、今年初め9か月間の累計一般小売販売量は0.8%増加、9月の過去12か月間の累計一般小売販売量は0.7%増加を記録している。

今年9月の自動車及び建材を含む広範囲小売販売量は前月比1.5%増加、今年第3四半期の平均月間の広範囲小売販売量は0.4%増加、前年同月比1.0%増加、今年初め9か月間の累積広範囲小売販売量はマイナス0.6%、9月の過去12か月間の累計広範囲小売販売量はマイナス1.6%増加を記録している。

今年9月のセクター別一般小売販売比較では、調査対象の8セクターのうち6セクターで増加を記録、特に書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは2.5%増加、事務用品・情報通信機器セクターは1.7%、燃料・潤滑油セクター1.3%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは1.2%とそれぞれ大幅な増加を記録している。

また繊維・衣類・履物セクターはは0.7%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは0.6%増加した一方で、家具・家電セクターはマイナス0.1%、日用雑貨・装身具類セクター はマイナス1.0%を記録している。

今年9月のセクター別広範囲小売販売比較では、自動車・エンジン・自動車パーツセクターはマイナス0.1%、建材セクターは前月並みで推移している。

今年9月の一般小売販売の前年同月比のセクター別調査では、、燃料・潤滑油セクターは34.8%増加、書籍・雑誌・印刷物・製本セクター31.8%、事務用品・情報通信機器セクターは6.8%、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは5.9%増加、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは3.8%増加を記録している。

一方マイナスを記録したセクターとして、日用雑貨・装身具類セクターはマイナス10.0%と二桁台の落込みを記録、繊維・衣類・履物セクターはマイナス9.5%、家具・家電セクターはマイナス5.9%を記録している。

また今年9月の地域別一般小売販売比較では、調査対象の27地域のうち18地域で増加を記録、パライーバ州は4.5%増加、リオ州3.1%増加、ペルナンブーコ州2.3%増加した一方で、南大河州はマイナス1.7%、エスピリット・サント州マイナス1.5%、ローライマ州はマイナス1.2%を記録している。

今年9月の地域別広範囲小売販売比較では、調査対象の27地域のうち14地域でマイナスを記録、特にゴイアス州はマイナス3.6%、南マット・グロッソ州はマイナス3.1%、サンタ・カタリーナ州はマイナス2.0%であった。

一方増加を記録したのはリオ州5.5%増加、パライーバ州2.5%増加、南大河州は2.5%増加を記録している。

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