ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、2022年9月のブラジルの鉱工業部門生産は前月比マイナス0.7%を記録、調査対象の15地域のうち12地域でマイナスを記録している。
今年9月のブラジル国内の鉱工業部門生産の前月比で大きな落込みを記録したのは、サンタ・カタリーナ州のマイナス5.1%、パラナ州マイナス4.3%、パラー州マイナス3.7%、サンパウロ州はマイナス3.3%とそれぞれマイナス3.0%を上回った。
またゴイアス州はマイナス2.9%、マナウスフリーゾーンを擁するアマゾナス州はマイナス2.9%、エスピリット・サント州マイナス2.2%、ミナス州マイナス1.7%、バイア州マイナス1.3%、リオ州マイナス1.1%、マット・グロッソ州マイナス0.4%、南大河州はマイナス0.2%を記録している。
一方今年9月の鉱工業部門生産の前月比でプラスを記録したのは、セアラー州は3.7%と大幅増加、ペルナンブーコ州2.0%増加、北東部地域野高校部門生産は前月比0.6%増加を記録している。
今年9月の鉱工業部門生産は前年同月比0.4%増加、15地域のうち8地域で増加を記録、今年第3四半期の鉱工業部門の月間平均生産はマイナス0.3%、調査対象の15地域のうち11地域でマイナスを記録している。
今年初め9か月間のブラジルの鉱工業部門生産は前年同期比マイナス1.1%を記録、調査対象の15地域のうち8地域でマイナスを記録、特にパラー州はマイナス8.8%、エスピリット・サント州はマイナス4.9%を記録、また9月の過去12か月間の鉱工業部門生産は前年同期比マイナス2.3%、 調査対象の15地域のうち9地域でマイナスを記録している。