2020年にUnidas社を吸収合併した Localiza社の2022年第3四半期の純益は、前年同期比マイナス27.6%の6億8210万レアルに留まった一方で、売上は40%の大幅増加を記録している。
Localiza社の今年第3四半期の税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので、総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示す(Ebitda) は、30.9%増加の23億⒎800万レアル、今年第3四半期の Ebitdaマージン率は、前年同期比79.1%から75.2%と大幅に減少している。
今年第3四半期の純売上は、前年同期比マイナス40%に相当する61億3,700万レアルに留まり、レンタカー事業部門の売上は31億6,000万レアル、中古車販売部門は29億7,700万レアルであった。
Localiza社の第3四半期の新車購入台数は9万7,700台に対して、セミ新車販売は4万3,600台、レンタカー事業部門のレンタカー総数は53万7,000台を記録している。
自動車メーカーの半導体供給問題の解消に伴って新車の生産台数増加で、レンタカー部門への新車納入が増加してきているとLocaliza社はコメントしており、また多岐に亘るモデルの生産は新車価格を抑える効果に繋がっていると指摘している。