29日発表の中央銀行のリージョナルレポートによると、2022年第3四半期の5地域別対象のGDP伸び率調査によると、南部地域及びの北部地域は前四半期比で増加を記録した一方で、北東部地域及び中西部地域では減少を記録している。
今年第3四半期の北東部地域のGDP伸び率予想は前四半期比2.1%の大幅増加を記録、中西部地域のGDP伸び率は0.7%増加を記録している。
北東部地域のGDP伸び率予想2.1%増加の要因として、製造業部門及び商業部門が牽引したが、サービス部門のプラスを記録している。特に正規雇用及び非正規雇用の改善及び緩やかな所得の回復が記録されている。
中西部地域は農畜産部門の不振及び輸送部門、商業部門が不振であったが、特に自動車及び建設業部門がGDP伸び率の足枷となっている。
南東部地域の今年第3四半期のGDP伸び率予想は0.9%増加、特にサービス部門が牽引した一方で、商業部門が足を引っ張っている。
今年第3四半期の北部地域のGDP伸び率はパラー州の鉱業部門が牽引して1.4%と大幅に増加、また電力エネルギー部門、天然ガス、上下水道、廃棄物処理関連サービスが堅調であった。
今年第3四半期の南部地域のGDP伸び率は1.5%増加予想はトウモロコシの増産、法人向けを除くサービス部門が好調であった一方で、小売販売及び製造業部門は不振をかこっていた。
工業生産は、過去 3 四半期の連続での増加後、マイナスに転じ、商業部門は2四半期連続でのマイナス後に増加に転じている。労働市場では、正規雇用の創出にわずかな減速を記録したが、失業率は引き続き低下している。