10月の一般小売販売量は前月比0.4%増加(2022年12月8日付けIBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2022年10月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は、前月比0.4%増加、8月~10月の四半期の平均月間の小売販売量は0.6%増加を記録している。

また今年10月の一般小売販売量は前年同月比2.7%増加と3カ月連続で増加を記録、今年初め10か月間の累積小売販売量は前年同期比1.0%増加、10月の過去12か月間の累積小売販売量は、5カ月連続のマイナスから一転して0.1%微増に転じている。

今年10月の自動車及び建材を含む広範囲小売販売量は前月比0.5%増加、8月~10月の四半期の平均月間の広範囲小売販売量は0.7%増加、前年同月比0.3%増加、今年初め10か月間の累積広範囲小売販売量マイナス0.5%、10月の過去12か月間の累積広範囲小売販売量はマイナス0.1%を記録している。

今年10月の対前月比のセクター別一般小売販売比較では、調査対象の8セクターのうち5セクターで増加を記録、特に家具・家電セクターは2.5%増加、事務用品・情報通信機器セクターは2.0%、日用雑貨・装身具類セクター は2.0%、燃料・潤滑油セクター0.4%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは0.2%それぞれ増加を記録している。

一方今年10月のセクター別一般小売販売でマイナスを記録したセクターは、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターはマイナス0.4%、繊維・衣類・履物セクターはマイナス3.4%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターはマイナス0.2%を記録している。

今年10月のセクター別広範囲小売販売比較では、自動車・エンジン・自動車パーツセクターはマイナス1.7%、建材セクターはマイナス3.5%を記録している。

今年10月の前年同月比のセクター別広範囲小売販売比較では、調査対象の8セクターの内5セクターで増加を記録、特に燃料・潤滑油セクターは34.2%増加、書籍・雑誌・印刷物・製本セクター13.6%、事務用品・情報通信機器セクター8.1%、事務用品・情報通信機器セクター5.2%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは2.6%それぞれ増加を記録している。

しかしマイナスを記録したセクターとして、家具・家電セクターはマイナス0.5%、日用雑貨・装身具類セクター はマイナス8.5%、繊維・衣類・履物セクターはマイナス14.8%を記録している。

今年10月の前年同月比のセクター別広範囲小売販売のセクター別比較では、自動車・エンジン・自動車パーツセクターはマイナス0.7%、建材セクターはマイナス12.7%を記録している。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=51735