10月のサービス部門提供量は前月比マイナス0.6%(2022年12月13日付けIBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、2022年10月のサービス部門提供量(生産性指標)は前月比マイナス0.6%、9月はCovid‐19パンデミック前の2020年2月の水準を11.8%上回っており、過去最高を記録した2014年11月の水準を上回る迄回復してきていたが、一転して減少に転じている。

今年3月~9月迄の7か月間の累計サービス部門提供量は5.8%増加を記録、10月のサービス部門提供量はCovid‐19パンデミック前の2020年2月の水準を10.5%と二桁台の水準を維持している。

今年10月のサービス部門提供量は前年同月比9.5増加、今年初め10か月間の累計は前年同期比8.7%増加、10月の過去12か月間のサービス部門の累計提供量は、9月の8.8%増加から9.0%増加となっている。

10月のサービス部門提供量(生産性指標)は、大枠の5部門のうち3部門で前月比でマイナスを記録、 特に輸送部門はマイナス1.8%、内訳は貨物の陸上輸送部門はマイナス1.0%、海上輸送部門マイナス0.6%、航空貨物輸送部門はマイナス10.1%、輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は、 マイナス1.2%を記録している。

また教育・研究機関などの公共サービス部門はマイナス0.8%、一般家庭向けサービス部門はマイナス1.5%を記録している。

10月のサービス部門提供量(生産性指標)で増加した部門は、情報・通信サービス部門は0.7%増加、その他のサービス部門は2.6%増加を記録している。

10月のサービス部門提供量の前年同月比の部門別比較では、全ての部門で増加を記録、特に輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は12.0%と二桁台の増加を記録、教育・研究機関などの公共サービス部門提供量8.3%、情報・通信サービス部門8.3%、一般家庭向けサービス部門11.7%、その他のサービス部門は6.5%それぞれ大幅増加を記録している。

今年初め10か月間のサービス部門の累計提供量は、前年同期比8.7%増加。調査対象の5部門のうち4部門で増加を記録、特に輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は13.9%増加、一般家庭向けサービス部門は27.9%、教育・研究機関などの公共サービス部門提供量7.8%、情報・通信サービス部門は3.7%それぞれ増加を記録している。

 

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