インフレの不透明な先行きで先物金利は僅かに上昇(2022年12月19日付けヴァロール紙)

. フォーカスレポートによると今週月曜日の金融市場は、インフレの先行きも通し不透明感及び下院議会での政権移行PEC(憲法補則案)の投票待ちで先物金利は僅かに上昇している。

今日午前9時40分の2024年1月決裁の銀行間預金ファンド(DI)の金利は13.94%から13.965%に上昇、2025年1月決裁の銀行間預金ファンド(DI)の金利は、13.77%から13.825%に上昇している。

また2026年1月決裁の銀行間預金ファンド(DI)の金利は、13.685%から13.74%、2027年1月決裁の銀行間預金ファンド(DI)の金利は、13.62%から13.655%それぞれ僅かに上昇している。

金融市場関係者は、下院議会での政権移行PEC(憲法補則案)の承認に向けた議論が本格化する中で、承認内容に注目が集まっている。

2023年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.08%から5.17%に上方修正された一方で、2024年のIPCA指数は前回同様3.50%に据置されている。また2025年のIPCA指数は3.02%から3.10%に上方修正。2024年末のの政策導入金利(Selic)は8.5%から9.0%に上方修正されている。

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