2022年のペトロブラスの1日平均石油生産は268万バレルに達し、目標突破(2023年1月17日付けヴァロール紙)

昨年のペトロブラス石油公社の1日平均当たりの石油・天然ガス生産は268万バレル(BOE)と目標達成以外にも、昨年11月のプレソルトの原油・天然ガス開発向けプラットフォームFPSOのカリオカ船による日産平均17万4,000バレルの記録更新が特筆される。

2022年のペトロブラス石油公社の1日当りの平均原油生産は268万バレルと同社の目標生産量260万バレルを3.2%上回った。また同社の生産目標許容値±4.0%に入っている。

また昨年の1日当りの平均原油・天然ガスの商業生産は生産目標230万バレルを2.7%上回る236万バレルを記録、そのうち原油生産は2.6%上回る215万バレルを記録している。

昨年4月には海洋油田・ガス田のある洋上で石油・ガスを生産するための浮体式設備(FPSO)の Guanabara船で操業開始、また昨年12月には Itapu油田の浮体式設備(FPSO)の P-71は今年初めから操業開始が予定されている。

昨年11 月にはプラットフォーム P-70 の 唯一の坑井であるATP06 の原油生産は5万6,500バレルと月間記録を更新している。

ペトロブラスによる相次ぐプレソルト油田の生産記録更新は、深海および超深海での原油・天然ガス開発で国際的に認められた技術的専門知識を擁している証となっている。

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