最終フォーカスレポートは、今年のインフレは5.48%、来年は3.84%予想(2023年1月23日付けヴァロール紙)

23日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のGDP伸び率は前回予想の0.77%から0.79%増加と若干上方修正した一方で、来年のGDP伸び率は1.50%増加に据え置いている。

今年のブラジルの正式なインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.39%から5.48%に上方修正、2024年のIPCA指数は3.70%から3.84%に上方修正している。

また今年末の政策導入金利(Selic)を前回同様12.50%に据え置いた一方で、2024年末のSelic金利は9.25%から9.50%、2025年末のSelic金利は 8.25%から8.50%それぞれ上方修正している。

中銀の今年のインフレ指数の中央目標値は3.25%、2024年及び2025年は3.00%、許容値は±1.50%に設定されている。

ブラジル地理統計院(IBGE)が昨年12月初めに発表した2022年第3四半期のGDP伸び率は前四半期比0.4%増加を記録していた。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回同様R$5.28に据え置かれたが、2024年末及び2025年末もR$5.30に据え置かれている。

的中率が最も高いトップ5の今年末のIPCA指数は前回予想の5.44%から5.61%に上方修正している。また来年のIPCA指数は3.47%から3.58%に上方修正したが、2025年は3.00%に据え置いている。また今年末のドルの為替はR$5.40、2024年末はR$5.41 ,2025年末はR$5.65それぞれ据え置いている。

 

 

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