2022年12月の平均クレジット金利及びスプレッドは前月比で減少(2023年1月27日付けヴァロール紙)

27日のブラジル中央銀行の発表によると、ブラジル銀行システムの2022年12月のクレジットの平均年利は、前月比1.1%減少の29.9%と30%を割込んでいる一方で、昨年1年間のクレジット年利は5.6%と大幅に上昇している。

昨年12月の法人向けクレジット年利は前月比0.2%減少の19.8%、個人向けクレジット年利は1.5%減少の35.6%、融資先が自由に選択できる自由クレジットの平均年利は1.5%減少の42.0%となっている。

昨年12月の銀行の平均スプレッドは前月比1.3%減少の19.0%の一方で、昨年12カ月間では3.3%上昇している。個人向けクレジットのスプレッドは前月の26.8%から25.1%と1.7%減少、法人向けクレジットのスプレッドは前月比0.3%減少の8.3%となっている。

昨年12月のクレジット部門の平均延滞率は前月並みの3.0%で推移したが、昨年1年間では0.7%上昇している。また法人向けクレジット延滞率は前月並みの1.7%で推移、個人向けクレジット延滞率は0.1%減少の3.8%であった。

また昨年12月の融資策が自由に選択できる自由クレジット延滞率は、前月並みの4.2%で推移、融資先が限定されている大型プロジェクト向け限定クレジット延滞率は、前月並みの1.2%で推移している。

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