最終フォーカスレポートは、今年及び来年のインフレ指数を上方修正(2023年1月30日付けヴァロール紙)

30日ブラジル中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のブラジルの正式なインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.48%から5.74%と大幅な上方修正を行っている。

また2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の3.84%から3.90%若干上方修正した一方で、2025年のIPCA指数は前回同様3.50%に据え置いている。

また今年末の政策導入金利(Selic)を前回同様12.50%、2024年末は9.50%、2025年末のSelic金利は8.50%それぞれ据え置いている。

中銀の今年のインフレ指数の中央目標値は3.25%、2024年及び2025年は3.00%、許容値は±1.50%に設定されている。

今年のブラジルのGDP伸び率は0.79%から0.80%に微調整、2024年のGDP伸び率は1.50%に据え置いたが、2025年のGDP伸び率は前回予想の1.90%から1.89%に若干下方修正している。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.28からR$5.25、2024年及び2025年末の為替はR$5.30に据え置いている。

的中率が最も高いトップ5の今年末のIPCA指数は5.61%から5.97%と大幅に上方修正、2024年は3.58%から4.04%、2025年は3.00%から3.50%とそれぞれ上方修正している。

またトップ5は今年末の為替はR$5.40,2024年末はR$5.41、2025年末はR$5.65とそれぞれ前回同様に据え置いている。

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