今年1月の新車販売は前年同月比12.94%増加(2023年2月2日付けヴァロール紙)

自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2023年1月のトラックやバスを含むブラジル国内の自動車メーカーの新車販売は、前年同月比12.94%の14万2,800台を記録している。

2022年1月の新車販売は、世界的な自動車生産用半導体不足の影響で、各自動車メーカーは生産調整による在庫が底をついていたために、新車販売不振を余儀なくされていた経緯があった。

今年1月の新車販売は、前月比34.15%と大幅な販売減少を記録している。伝統的に1月の新車販売は、新学期に備えた学用品などの臨時出費に加えて、都市不動産所有税(IPTU )並びに自動車所有税(IPVA)などの支払い開始の影響を受けて、新車販売は低調に推移する傾向となっている。

また2020年2月から始まった世界的なCovid‐19パンデミックによる影響で、ホームオフィスやハイブリッドワーク形態への移行や半導体供給不足問題に加えて、新車購入を控える傾向になってきている。

 

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