2022年の二輪車販売は2014年以降で最高(2023年2月13日付けヴァロール紙)

14メーカーが加入するブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、マナウスフリーゾーンの2023年1月の二輪車生産は、前年同月比46.7%増加の12万2,900台と1月の二輪車生産台数としては、2014年以降で最高の生産台数を記録している。

今年1月の二輪車生産は前月比44.4%増加、2014年1月の二輪車生産は14万6,500台を記録していた。COVID-19パンデミック以降では1月としては初めて正常な生産体制に復帰したとブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)のMarcos Fermanian会長は説明している。

二輪車市場は引き続き過熱気味で推移、納品には1か月間の行列ができており、特に160CC以下の二輪車が販売好調を維持しており、正常在庫に戻るには数課月間を要するとFermanian会長は説明している。

今年の二輪車販売は前年比9.7%増加の155万台をブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)では見込んでいる。今年1月の二輪車の新車登録台数は前年同月比23.3%増加の11万600台、前月比では16.4%増加、2014年1月の二輪車の新車登録台数は13万3600台であった。

今年1月の二輪車販売のうち160CC以下の二輪車は全体の82.4%を占めており、160CC ~500CCは14.8%、500CC以上の二輪車販売は僅か2.9%であった。今年1月の二輪車販売のうち南東部地域は全体の38.2%を占め、北東部地域は30%、北部は12.7%を占めている。

今年1月の二輪車輸出台数は前年同月比8.6%増加の4,265台、特にアルゼンチン向け輸出は全体の37.0%を占めてトップ、コロンビアは16.2%、米国向けは9.9%であった。今年の二輪車輸出は前年比6.6%増加の5万9,000台が見込まれている。

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