ヴォトランチン金属グループ傘下のブラジルアルミ会社(CBA)は、2022 年はアルミニウム消費の冷え込みが特徴的であったが、アルミの需要は引き続き健全なレベルにあると説明している。
ブラジルアルミ生産協会(Abal)の発表によると、2022年のブラジル国内のアルミ派生品消費は前年比0.7%減少の157万トンを記録したが、2023年のアルミ消費は前年比3.5%増加を予想している。
2022年第 4 四半期に消費財セクターは前四半期比増加したが、建設業界は高止まりしているインフレ指数及び給付金支給減少で先行き不透明である一方で、包装関連向け消費は堅調に推移している。
昨年第4四半期のアルミ輸入は前四半期比で増加、中国のアルミ需要拡大でアルミ製品の原料コストが上昇した一方で、メーカーの収益は圧迫されている。