今年2月のブラジルの財政プライマリーは265億5,300万レアルの赤字計上(2023年3月31日付けヴァロール紙)

3月31日にブラジル中央銀行の発表によると、2023年2月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府並びに州政府並びに市町村で構成される地方政府を合わせたブラジルの財政プライマリーは265億5,300万レアルの赤字計上したが、昨年2月の財政プライマリー赤字34億7,100万レアルの8倍以上に膨張している。

今年2月の中央政府の財政プライマリーは、392億3,800万レアルの赤字を計上していた一方で、地方政府の財政プライマリーは9億3,800万レアルの黒字を計上していた。

今年2月の過去12カ月間の累積財政プライマリーは、GDP比0.93%に相当する932億5,000万レアルの黒字を計上しているが、今年1月の財政プライマリーはGDP比1.23%と大幅な黒字を計上していた。また今年初め2か月間の累積財政プライマリーは、725億6,000万レアルの黒字を計上している。

今年2月の利払いを含む名目財政プライマリーは、906億6,000万レアルの赤字を計上、昨年2月の名目財政プライマリーは、225億4,500万レアルの赤字の4倍以上の赤字を計上している。

今年2月の名目財政プライマリーは265億5,300万レアルの赤字に加えて、利払い総額は641億5,300万レアルに達している。

今年2月の過去12か月間の累積名目財政プライマリーは、GDP比5.62%に相当する5,658億6,300万レアルと1月のGDP比4.97%を大幅に上回っている。前記同様利払いはGDP比6.54%、1月はGDP比6.2%であった。

 

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