ブラジル地理統計院(IBGE)の継続的全国家庭サンプル調査(Pnad Continua)の調査結果を発表によると、2022年12月~2023年2月までの四半期の月間平均失業率は、8.6%と昨年9月~12月の四半期の月間平均失業率8.1%よりも0.5%上昇したが、前年同期比の11.2%の失業率よりも2.6%の大幅な減少を記録している。
2022年12月~2023年2月までの四半期の月間平均失業者数は、前四半期比5.5%に相当する48万3,000人増加の920万人に達しているが、1年前の同期比では23.2%に相当する280万人の減少を記録している。
前記同様労働者総数は、1.6%に相当する160万人減少の9,810万人、前年同期比では、3.0%に相当する290万人増加している。
また14歳から65歳までの労働人口に対する労働者総数は、前四半期比1.0%減少の56.4%、前年同期比では1.2%増加している。
今年2月の四半期の月間平均の労働手帳に記載される正規雇用者総数は、2.6%に相当する34万9,000人減少の3,680万人、前年同期比では6.4%に相当する220万人増加している。
前記同様労働手帳に記載されない非正規労働者総数は、2.6%に相当する34万9,000人減少の1,300万人、前年同期比では、5.5%に相当する67万8,000人増加している。