今年第1四半期の二輪車生産は前年同期比21.4%増加(2023年4月13日付けヴァロール紙)

14メーカーが加入するブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、マナウスフリーゾーンの2023年第1四半期の二輪車生産は、前年同月比21.4%増加の39万7,100台に達し、過去9年間では最高の生産台数に達している。

今年3月の二輪車生産は前月比25.3%増加の15万2,450台、前年同月比では11.8%増加を記録している。今後数カ月間は、過去3年間と異なって、操業停止をすることなく正常生産体制で、今後数カ月間の二輪車生産は加速すると予想されている。

需給が供給を上回る排気量の小さい二輪車及びスクーターに対する数珠つなぎの供給待ちは、減少するとブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)のMarcos Antonio Bento新会長は説明している。

今年の二輪車の生産は前年比9.7%増加の155万台、今年第1四半期の二輪車生産は、年率換算で160万台の生産体制となっている。

今年第1四半期の二輪車の新車登録台数は前年同期比30%増加の35万7,200台、3月の二輪車の新車登録台数は32.7%増加の14万6,000台、営業日数が前月よりも3日間多かった影響で、前月比では45.1%増加を記録している。

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)では、今年の二輪車の新車登録台数を9.4%増加の149万台を見込んでおり、今年第1四半期の生産体制を維持すれば年間140万台を突破すると見込まれている。

今年第1四半期の二輪車輸出台数は前年同期比マイナス2.9%の1万276台、3月の輸出台数はマイナス28.7%の2,813台、前月比では12.0%増加している。

今年第1四半期のアルゼンチン向けの二輪車輸出台数は輸出全体の27.3%を占め、コロンビア向け輸出は25.2%、米国は14.5%を占めている。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=53332