最終フォーカスレポートは今年のインフレ及びGDP伸び率を上方修正(2023年4月24日付けヴァロール紙)

24日発表のブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2023年のブラジルの正式なインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の6.01%から6.04%に上方修正している。また2024年のIPCA指数は前回同様4.18%、2025年のIPCA指数も前回同様4.0%それぞれ据え置いている。

2023年のGDP伸び率は、前回予想の0.90%から0.96%に上方修正、2025年のGDP伸び率も1.40%から1.41%と僅かに上方修正した一方で、2025年のGDP伸び率は1.72%から1.70%に下方修正している。

今月2日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2022年のブラジルの国内総生産GDP伸び率は前年比2.9%増加したが、昨年第4四半期のGDP伸び率はマイナス0.2%を記録していた。

今年末の政策導入金利(Selic)を12.50%、2024年末のSelic金利は10.00%、2025年末のSelic金利は9.00%に据え置いている。

2024年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.26 からR$5.25若干修正したが、2025年末のドルの為替は前回同様R$5.30 に据置いている。

的中率が最も高いトップ5は、今年のIPCAを6.14%から5.96%と下方修正した一方で、2024年は4.20%から4.27%に上方修正、2025年のIPCAは4.00%に据置いている。

また今年末のドルの為替はR$5.00 に据置いたが、2024年末のドルの為替はR$5.15 からR$5.00 に修正している。

今後1年間のGDP伸び率予想

今後1年間のSELIC金利予想

今後1年間の為替予想

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