ブラジル中央銀行の発表によると、2023年3月のクレジットカードのリボルビング利払いは、前月比13.1%上昇の430.5%に達し、天文学的な数字を記録している。
リボルビング クレジット ラインは、カードの事前承認されたクレジット ラインであり、支払い手段のクレジット機能を使用して行われた引き出しも含まれる。 クレジットカード名義の顧客の債務不履行の場合、銀行は 30 日以内に未払いの残高を分割払いするか、より有利な条件で債務を解決する別の方法を提供する必要がある。
クレジットカードの分割払い率は既に 2.4 ポイント上昇の 192% に達しており、クレジット カードの合計金利は 3 月に 0.1 ポイント上昇して 101.7% に達している。
また3月の銀行が与信審査なしで自動的に貸してくれる特別小切手税と呼ばれる口座借越残の金利は、5.1%減少の129.1%となっている。
今年3月末のブラジル国内の銀行のクレジット残高は、前月比0.7%増加の5兆3,610億レアル、過去12か月間では12.0%増加、クレジットのうち融資が自由に選択できる自由クレジット残高は0.8%増加の3兆1,690億レアル、融資先が限定されている限定クレジットは、0.6%増加の2兆1,910億レアルとなっている。
また今年3月末の個人向けクレジット残高は、0.8%増加の3兆2,660億レアル、法人向けクレジット残高は、0.6%増加の2兆960億レアルとなっている。