今年のコンピュータやタブレットPC市場は回復予想(2023年4月27日付けヴァロール紙)

2023年のノートブック、デスクトップやタブレットPCの法人及び個人向け販売は、1,240万台が予想されており、2021年のコンピュータ販売の前年比マイナス11.0%から反転すると予想されている。

今年は、現在より穏やかな経済シナリオを考慮しても、コンピューター関連の売上は、前年比で最大 10% 増加する可能性が見込まれている。

今年の好調なコンピューター販売予想は、ジェツリオ・ヴァルガス財団情報テクノロジーセンター(FGVcia)による企業における情報技術の使用に関する第 34 回調査の結果であり、小売業を含む中・大企業2,660社の回答を分析している。

2022年のコンピューター販売は大幅な前年割れを記録していたが、今年のブラジル国内経済が余り好ましくないシナリオにも関わらず、回復するとジェツリオ・ヴァルガス財団情報技術担当のFernando S. Meirelles教授は説明している。

昨年のブラジル国内では2億1,500万台のコンピューター、2億4,900万台のスマートフォンが使用されており、昨年のコンピューターは一人1台、スマートフォンは一人1.2台使用されており、世界平均の0.87台、0.97台をそれぞれ上回っている。

昨年のブラジル国内のテレビ販売台数は、コンピューターやタブレットの販売台数に匹敵。 昨年のテレビ販売は 1,200 万台で、ブラジル国民の 1 人あたり 1.3 台のテレビ普及率となっている。

 

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