6月の自動車生産は前年同月比マイナス7.1%と大幅減産(2023年7月7日付けヴァロール紙)

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2023年6月の新車生産は前年同月比マイナス7.1%、前月比ではマイナス17.0%に相当する18万9,200台に留まっている。

今年上半期のバスやトラックを含む自動車生産は、前年同期比3.7%増加に相当する113万台を記録している。

今年6月の自動車生産台数が前月比マイナス17.0%に相当する18万9,200台に留まった要因として、ブラジル国内の5カ所の自動車生産工場での操業停止の影響を受けていたが、今月初めには正常操業に戻っていると全国自動車工業会(Anfavea)のMárcio de Lima Leite会長は説明している。

6月の自動車生産減少は、自動車メーカーの操業停止以外にも、チリやコロンビアなどのブラジルにとって重要な市場での、国内の経済問題による需要減少が一因となっている。

今年6月の新車輸出は、前年同月比マイナス22.0%に相当する3万6,600台に留まり、今年上半期の累積輸出では、前年同期比マイナス7.7%に相当する22万7,200台に留まっている。

また今年上半期の累積輸出金額は、付加価値の高い新車及びアクセサリー価格が牽引して、前年同期比17.8%増加の77億ドルと二桁台の伸び率を記録している。

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