女性モード専門店を展開する衣料小売販売網マリーザ社は、業務改善が確認された店舗を維持することを目的として、今年下半期に売り上げが芳しくない88店舗の閉鎖を発表したが、これは当初予想の92店舗を下回った。
マリーザ社は88店舗の閉鎖では4,450万レアルの支出を余儀なくされるにも拘らず、当初予想の支出を16%下回る。今年の税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので、総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示す(Ebitda) は4,000万レアル、2024年のEbitdaは6,000万レアルが見込まれている。
マリーザ社は88店舗の閉鎖後は、デジタル部門のサポートとビジネス モデルの革新により、生産性と営業成績の最大化に重点を置き、246 店舗の営業を維持して利益拡大を図る。
マリーザ社は88店舗閉鎖と経費削減計画の痛みを伴う大規模なリストラ戦略採用で、マリーザ社のビジネス強化と維持に向けた重要な一歩となるとマリーザ社は起死回生を図る。
マリーザ社は一般管理費削減プロセスの第 1 段階を完了し、年間 3,500 万レアルの追加現金が可能になり、このプロセスを継続すると、下半期にはさらに 1,000 万レアルの現金調達が可能となる。
マリーザ社は既にサプライヤーの約 90%、再販パートナーの 97% とすでに債務の再交渉を行っており、同社はまた、不動産所有者の80%と新たな賃貸契約を締結している。