中央銀行の最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の4,95%から4,90%に下方修正している。
また2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の3,92%から3,90%、2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の3,55%から3,50%.にそれぞれ下方修正している。
今年末の政策誘導金利Selicは前回同様12%に据置、また2024年末のSelic金利は9,50%、2025年末のSelic金利は9,00%それぞれ据え置かれている。
ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25%、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。
今年のGDP伸び率は前回同様2,24%に据置かれたが、2024年のGDP伸び率は1,30%.に据置、2025年のGDP伸び率は1,88% から1,90%.に上方修正している。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回予想のR$ 5,00からR$ 4,97に上方修正、2024年末はR$ 5,05に据置かれたが、2025年末はR$ 5,15からR$ 5,12に上方修正されている。
過去1年間及び今後1年間のインフレ指数推移及び予想
過去1年間及び今後1年間のSelic金利の指数推移及び予想
過去1年間及び今後1年間のGDP伸び率指数推移及び予想
過去1年間及び今後1年間のドルの為替推移及び予想