今年第2四半期のペトロブラス石油公社の石油や天然ガス、液化天然ガスなどの1日当たりの平均石油派生品生産は前年同期比0,6% 減少の264万バレル (BOE/dia)を記録している。
今年第2四半期の石油や液化天然ガスの1日当たりの平均生産は、前年同期比0,6%減少の210万バレル 、天然ガスの生産は0,2%減少の50万1,000バレルを記録している。
今年第2四半期の岩塩層下(プレソルト)原油生産は、前年同期比0,4%減少の170万8,000バレル増加した要因として岩塩層下(プレソルト)原油開発向けのFPSO(洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設)のプラットフォームP-71及びサントス海盆のブージオス油田プラットフォームAlmirante Barroso,の操業開始による増産に結び付いている。
今年第2四半期の岩塩層上(ポスソルト)原油生産は、多くの油田の保守点検、Albacora Lest油田の原油開発停止、生産量の減少などの要因で前年同期比9,7%減少の34万6,000バレルに留まった一方で、FPSO(洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設)のプラットフォームAnna Neryの原油生産開始およびカンポス海盆の箇所の新規油田の生産開始が減少幅を最小限にとどめた。
ペトロブラスの今年第2四半期の石油輸出は、前年同期比22,6% 減少の41万1,000バレル、同社傘下の石油製油所の設備稼働率は93%に達し、前年同期比では4ポイント上昇している。
ペトロブラスの今年第2四半期のガソリン販売は、石油派生品の3回の価格引き下げ効果で15,7%増加の43万4,000バレルを記録している。