JICAブラジル事務所(江口雅之所長)及びイノベーション・中小企業委員会共催のJICA技術協力プロジェクト「アグリフードチェーンにおけるイノベーション・エコシステム及び持続可能性強化のための精密・デジタル農業共創プロジェクト」のハイブリッド説明会は、2023年8月2日午後3時から4時30分まで80人が参加して開催した。
「アグリフードチェーンにおけるイノベーション・エコシステム及び持続可能性強化のための精密・デジタル農業共創プロジェクト」は、日本とブラジルでデジタル農業を共創するための技術協力プロジェクトで、2026年3月までの約3年間実施される。ブラジルおよび本邦企業との協力に基づいて穀物生産、畜産、アグロフォレストリー分野での実証事業を実施予定。本プロジェクトの専門家は6月上旬よりブラジルに赴任し、活動を開始している。
初めにこのプロジェクトのバックグラウンド、目的、第一次フェーズ及び第二次フェーズのスケジュール、ターゲット地域としてアグロフロレスト対象のベレン市、Embrapa Instrumentalのサン・カルロス市、穀物対象のクイアバ市、Embrapa Degital Agricultureのカンピーナス市。イノベーションエコシステムによるデジタル農業プラットフォームの改善。実験農場の概要、WebAPIサービスの詳細、アグロフロレスト、穀物及び牧畜に関するECGレポート及び認証などについて説明した。
PDF「アグリフードチェーンにおけるイノベーション・エコシステム及び持続可能性強化のための精密・デジタル農業共創プロジェクト」 20230802