ブラジルタイヤ工業協会(Anip)の発表によると、2023年7月のブラジル国内のタイヤ販売は前月比マイナス9.6%の399万本に留まっている。
また今年7月の自動車メーカー向けタイヤ販売はマイナス12.4%の101万本、スペア用タイヤ販売はマイナス8.7%の198万本、今年初め7か月間のタイヤの累積販売は前年同期比マイナス6.1%を記録している。
特に7月のタイヤ販売で大幅な落ち込みを記録しているのは、トラックなどの貨物用タイヤで過去にない記録的な販売減少に留まっているとブラジルタイヤ工業協会(Anip)のKlaus Curt Müller会長は指摘している。
また7月の乗用車向けタイヤ販売は前月比マイナス3.2%の212万本、そのうち自動車メーカー向けタイヤ販売はマナス6.6%の60万5,000本、スペア用タイヤはマイナス1.8%の151万9,000本となっている。
今年7月のトラックなどの貨物用タイヤ販売は前月比10.4%の48万4,000本、そのうちメーカー向け販売は5.6%増加の12万3,000本、スペア用タイヤはマイナス14.8%の36万本であった。
軽自動車及び二輪車向けタイヤ販売はマイナス14.6%、軽自動車は58万2,000本、二輪車向けタイヤ販売は73万8,000本であった。