ブラジル建設材料工業協会(Abramat)の発表によると、2023年8月のブラジル国内の建材部門売上は前年同月比マイナス1%を記録している。
今年8月の建材部門の仕上げ関連資材の販売は前年同月比マイナス5,3%を記録した一方で、基本建材部門売上は1,8%増加を記録している。
今年8月の建材部門の前月比の売上は0,9%微増、今年初め8か月間の建材部門の累計売上は前年同期比マイナス2,3%、特に仕上げ部門売上はマイナス7,6%と大幅な落ち込みを記録した一方で、基本建材部門売上は1,2%増加を記録している。
今年8月の過去12カ月間の建材部門の累計売上はマイナス3,4%、今年の建材部門の売上はマイナス1.0%が見込まれているが、2022年の建材部門の売上はマイナス6,9%の大幅な落ち込みを記録していた。
銀行金利の引き下げサイクルへの突入、コントロールされているインフレ、新経済成長加速プログラム(PAC-3)並びに大衆住宅建設“私の家、私の暮らし”(MCMV)プログラムなどの要因で、来年の建材販売は楽観的な予想となっている。