ブラジルは本腰を入れて鶏肉輸出でアフリカ市場を開拓(2023年9月12日付けヴァロール紙)

ブラジル動物蛋白質協会(ABPA)及びブラジル輸出投資振興局(Apex Brasil)は、ブラジル鶏肉のイスラエルへの輸出成功に続いて、人口が14億人に達する巨大な消費市場開拓に本腰を入れる準備を進めている。

アフリカ市場におけるブラジルの食肉での存在感を高めることは、ABPAとApexBrasilの間で最近締結された養鶏・養豚分野の促進協定の更新の目的の1つとなっている。

ブラジル動物蛋白質協会(ABPA)及びブラジル輸出投資振興局(Apex Brasil)は、今後2年間にナイジェリアやセネガルなどアフリカ大陸向けのブラジルの鶏肉輸出を40億ドル以上を見込んでおり、積極的な売り込み攻勢を予定している。

ブラジルは中国をはじめとしたアジア市場でのマーケットシェア拡大に軸足を置いて、アフリカ市場から遠ざかっていたが、アフリカ市場の開拓をターゲットにするとブラジル輸出投資振興局(Apex Brasil)のJorge Viana総裁は強調している。

アフリカ大陸は深刻な食糧不足に直面しているため、ブラジル動物蛋白質協会(ABPA)との間で最近締結された養鶏・養豚分野の促進協定はアフリカ市場を克服するためのツールとなり得るとブラジル輸出投資振興局(Apex Brasil)のJorge Viana総裁は強調している。

 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=55660