今年初め8か月間の累積貿易黒字は既に624億ドルに達しており、昨年1年間の貿易黒字の618億ドルを突破している。
貿易指標(Icomex)の速報によると、今年5月以来、今年の月次貿易黒字は常に2022年よりも上回っている。
2022年9月から12月に記録されたのと同じ貿易黒字が維持されれば、2023年の貿易収支は802億ドルの黒字を記録する。悲観的な予測では約700億ドルの黒字に留まる可能性はある一方で、楽観的な予測では約800億ドルとなると予想されている。
今年のブラジルの貿易黒字の改善は、国際コモディティ価格下落にも拘らず、輸出量の増加と輸入量の減少によって、貿易黒字幅の拡大が期待されている。
2022年9月から12月に記録されたのと同じ貿易黒字が維持されれば、2023年の貿易収支は802億ドルの黒字を記録する。悲観的な予測では約700億ドルの黒字に留まる可能性はある一方で、楽観的な予測では約800億ドルとなると予想されている。
今年のブラジルの貿易黒字の改善は、国際コモディティ価格下落にも拘らず、輸出量の増加と輸入量の減少によって貿易黒字幅の拡大が期待されている。
一方で、ブラジルの輸入の場合、非一次産品が圧倒的に多く、輸入品の約90%を占めている。この全体の輸入量は、8月に2022年の同月比で6.6%減少し、8月までの1年間では2.8%減少した。一次産品の輸入量の変動は、年初から現在までは9.4%増加を記録している。
ブラジルの輸出相手国では、依然として中国がブラジルの輸出の30.2%を占め、次いで米国10.5%、アルゼンチンが5.6%となっている。中国との黒字は貿易収支の黒字の53%に達している。
米国との赤字の削減とアルゼンチンとの黒字の改善を記録している。金額ベースでは、輸出では中国向けが 8.0%増加、アルゼンチン 向け19.7%増加した一方で、輸入はすべての市場で減少している。